さとう式リンパケアとリンパマッサージ、何がちがう?②
こんにちは(^^)
さとう式リンパケア教室 スペースさわや
さとう式リンパケアインストラクターの金沢です。
リンパケアとリンパマッサージの違いの2つめ。
今回は”リンパ”という言葉の定義の違いについてです。
体の中を巡っている液体の代表格といえばやっぱり血液。
血液の色はと聞かれたら、だれもが”赤”と答えると思います。
これは赤血球と呼ばれる赤い球がたくさんあるので赤く見えるんですね。
この赤血球は固形物ですので分離できます。
血液から赤血球を分離させてみると、
あとには薄黄色の液体がのこります。
これを血漿(けっしょう)といいます。
この血漿(けっしょう)という液体は、動脈の毛細血管から
血管のそとに染み出すことができます。
染み出した血漿(けっしょう)は、名前が変わり
組織液(そしきえき)と呼ばれるようになります。
組織液は全身の細胞を満たしていて、
細胞は組織液を介して酸素や栄養を受け取ったり、
逆に二酸化炭素やいらないものを渡します。
その組織液の約9割は、今度は静脈の毛細血管に染み戻っていき、
再び血液と名前を変えて血管の中を巡っていきます。
そして残りの約1割の組織液は、毛細血管に入れない大きな不純物を抱いて、
リンパ管へと入っていきます。
組織液は、静脈の中に入れば再び血液となり、
リンパ管の中に入ると、今度はリンパ液と呼ばれるようになります。
リンパ管は最終的には静脈に合流するので、
リンパ液もゆくゆくは血液と名を変えます。
ここまでまとめますと、
体の中を巡っている液体は大きく分けて
・血液(血漿)
・組織液
・リンパ液
があり、それぞれ部署部署で呼ばれ方が違うだけで同じ液体だということです。
では話を戻しまして、”さとう式リンパケア”と”リンパマッサージ”、
それぞれの”リンパ”とはどの液体のことを指しているのでしょうか?
先にリンパマッサージのリンパ。
これはリンパ管の中を巡っている液体、つまりリンパ液を指しています。
それに対しさとう式リンパケアのリンパは、組織液をさしています。
この組織液のことをさとう式リンパケアではリンパ間質液と呼んでいます。
(リンパ間質液という言葉は、区別をわかりやすくするために作った造語です)
”リンパ間質液=組織液”が”流れる環境を整える=ケア”なので
”リンパケア”なんですね。
まとめますと、
さとう式リンパケアのリンパは”間質リンパ液(組織液)”
リンパマッサージのリンパは”リンパ液(リンパ管内液)”
ということです。
大量にある組織液全体に着目し、
ダイナミックに循環するので
さとう式リンパケアはカラダの活性化により効果的なのですね。
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